妊活を始める前に
妊活を始めるにあたって、まずは風疹(風しん、とも書きます)の抗体検査を受けましょう、と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
すでに子どものいる友達から聞いたり、家族から聞いたり、病院で聞く場合もあると思いますが、「風疹」という病気にも馴染みがなければ、妊活前に必要ということを初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
私も、産婦人科で初めてそれを聞いたので、事前にそんな検査が必要なのかと驚いた記憶があります。
風疹とはいったい何なのか、抗体検査とは? 費用は無料と聞くが、どんな手続きが必要なのでしょうか?
風疹とは?
風疹とは、ウイルス性の感染症で、飛沫で感染する感染力の強い病気です。
赤い発疹が全身に広がったり、38℃前後の発熱、リンパ節の腫れなどの症状があります。目の充血・咳・関節痛なども出てくる場合があります。
大人がかかると、高熱がでたり、発疹が長引いたりするなど、重症化する傾向にあります。
特に気を付けなければならないことですが、女性が妊娠中に風疹にかかると、胎児にも影響し、特先天性風疹症候群という病気をもって生まれてきてしまう可能性があります。
特先天性風疹症候群の症状としては、難聴、心臓の病気、目の病気(白内障・緑内障・網膜症など)、低出生体重、精神・発育の遅れ、肝脾種、血小板減少など。
単なる風疹の症状とは比べ物にならないくらい、恐ろしいことばかりです。

では女性だけが予防できれば良いかというと、男性の予防も必要になります。
とても感染力が強いため、感染した男性が、女性や家族などに気づかずに移してしまう可能性が高いためです。
風疹抗体検査とは?
妊娠した女性が感染してしまうと、胎児に非常な危険を及ぼしてしまう風疹。
男性側から女性に移してしまうこともあるので、男性側の予防も必要です。
そのため妊活を始める前に、男女ともに予防接種をすることが勧められています。
検査や予防接種は、自治体の助成があり、無料で受けられることがほとんどです。
(※年齢などの条件が自治体により違う可能性があるので、詳しくはお住まいの自治体の案内をお調べください。また、年齢によっては市町村ではなく国からの補助になるなどの例外もあります)
風疹抗体検査は、予防接種を受けるかどうかを決めるための事前検査です。
採血により、体の中に風疹に対する抗体があるかどうかを調べます。
約1週間後にわかる検査結果により、抗体が十分あった場合は予防接種を受けなくていいのですが、抗体が無い場合は予防接種を受けます。

妊活開始までの流れ
実際に妊活を始めるまでの流れは、下記のようになります。
- 市町村のホームページなどで費用助成について確認
- 医療機関にて、風疹抗体検査を受ける
- 検査結果確認の上、必要ならば予防接種を受ける
- 予防接種を受けた場合は2,3か月避妊期間を設ける
- 妊活開始
私たちの実例をご紹介しながらご説明していきます。
市町村のホームページなどで費用助成について確認
まずは、お住まいの地域での費用助成がどのようになっているか、ホームページなどで確認しましょう。
原則、住民票の登録のある市町村での申請になると思います。
対象年齢や条件などもここで確認できます。
私たちが住んでいる区では、妊娠を希望している19歳以上の女性、30歳から59歳の男性、妊婦と同居している19歳以上の男女、が対象で、抗体検査・予防接種それぞれ1人1回まで無料、という条件でした。
事前の手続きとして、区役所に行き申請書を記入、風疹抗体検査のクーポンと予防接種の予診票を受け取りました。
その後、対象の医療機関(こちらも私たちの区の場合は一覧がホームページに載っていました)を確認の上、予約をします。
※お住まいの地域によって、対象や条件が異なる場合がありますので、必ずご自身でご確認くださいね。
医療機関にて、風疹抗体検査を受ける
予約した医療機関で、採血により抗体検査をします。
夫婦一緒でなくても、それぞれの受診でも問題ありませんでしたが、私たちは予定を合わせて一緒に行きました。
すぐに終わる検査なので、待ち時間などもなるかと思いますが1時間もあれば終わるのではないかと思います。
初めての病院でしたが、初診料などもかからずに済みました。
結果は後日になるので、1週間後に予約をとりその日は帰宅。
検査結果確認の上、必要ならば予防接種を受ける
ちょうど1週間後に結果を聞きに行った私たち夫婦。
結果、旦那には抗体が不足しており、私の方には抗体が十分ありました。
旦那のみ、そのまま予防接種をしてもらうことに。
私は幼いころに風疹の予防接種も受けていなければ、風疹にかかった覚えもないのですが、
先生も、気づかないうちに発症していたかもしれないし、はっきりとした理由を知ることはできないとおっしゃっていました。
予防接種後1週間ほどして、まれに発熱や発疹などの副反応がある場合があるようですが、幸い旦那には何も起こりませんでした。
念のため激しい運動は控えるなどした方がよさそうです。
予防接種を受けた場合は2,3か月避妊期間を設ける
今回、旦那が予防接種を受けたので、3か月は避妊してください、と病院で案内されました。
2か月という記載も見かけるので、病院によって指導内容は微妙に違うと思います。
私たちが病院を訪れたのが11月中旬だったので、2月中旬~3月頃から妊活を開始できることになります。
妊活開始
2,3か月の避妊期間後、いよいよ妊活開始ということになります。
不妊検査がまだという方は、この期間の間に、可能な検査のみ済ませるということもできると思います。
風疹抗体検査・予防接種を受けて、妊活準備の第一歩を
先述したとおり、妊娠中の女性が風疹にかかってしまうと、赤ちゃんに重大な障がいが現れることがあります。
抗体検査と予防接種により事前に防ぐことができるので、迷わず風疹抗体検査と予防接種を受けましょう。
病院にあまり慣れていないから不安、という人も上記の流れを参考にぜひ受診してみてください。
私も、このころはまだ採血や注射が苦手で、この検査すら億劫でしたが、
「妊婦になったら、検査や採血、注射が当たり前になるのだから、その予行演習だ!」と思って挑みました(笑)
不妊治療中の現在からすると、ほんとにちょっとした検査に過ぎないのですが…
でもやはり慣れないうちは億劫になるものですよね。私の思いや体験が少しでもお役に立てれば幸いです。



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