コロナ禍での妊活はどうする?
2020年2月頃から、突如襲ってきたコロナ禍。
私たちにとっては、ちょうど風疹の予防接種から3か月が経ち、そろそろ本格的に妊活を始めようとしていた矢先の出来事でした。
自営業で店舗を営んでいる夫は、緊急事態宣言に伴う営業自粛などの影響で、家にいることが増えました。
私も在宅勤務などで、結果的に二人でいる時間は増えたので、妊活にとっては良い状況にも見えますが、
かつて経験したことがないような世の中の混乱の中で、無事に赤ちゃんが生まれてきてくれるのだろうか、妊娠した際にもし感染してしまったらどうしよう…そんな不安も頭をよぎります。
コロナで妊活を延期するという声もちらほら聞こえてくるのですが、実際はどうなのでしょうか。
妊娠・妊活中の方の実際の声
こんな調査結果があります。
【調査概要】
1. 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、生活や行動に変化があった人は、全体で約6割。
2. 「生活や行動に変化がなかった」と回答した人は、妊娠中の女性(約2割)より妊活中の女性(約4割)の方が多かった。
3. 生活や行動が変化しなかった理由としては、「妊活を延期できないから」がトップ。
4. コロナ禍で不安に感じていることは、感染リスクそのものや、妊活・妊娠中に活用できる治療薬や予防薬がないこと、万が一感染してしまったときの胎児への影響が挙げられる。
(後略)
引用元:natural tech株式会社 コロナ禍における妊活・妊娠のライフスタイル変化
この結果を見ると、コロナ禍に対する不安はありつつも、年齢や体の状態を考えると、延期にはできないという方が多いように感じます。
私たちもここに当てはまり、やはり私の年齢が当時33歳ということもあり、生理不順などの体の状態を考えると、悠長なことは言ってられない状況でした。
妊婦がコロナに感染したら?
妊活はとりあえず続けるという方も多いことがわかりましたが、実際に妊娠した時のことを考えると、赤ちゃんに感染してしまわないか、妊婦は感染リスクが高いのではないかと心配になりますよね。
厚生労働省の見解によると、妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。
しかし、最近の調査では下記のようなこともわかってきたようです。
妊婦は年齢に関係なく、妊娠中の全期間を通して感染しますが、重症化のリスクがあったのは、31歳以上、妊娠中期にあたる25週以降、BMI26.3以上の場合でした。
引用元:日テレNEWS24 コロナ妊婦31歳以上“中期”重症化リスク
(中略)
一方、分娩の情報が得られた85人を調べると、妊娠後期の36週以降に感染が診断された場合、軽症や酸素投与が必要ない中等症患者では半数以上、酸素投与が必要な患者は全員、帝王切開となっていました。
年齢や感染した時期、体型などによって重症化のリスクがある場合があるとのこと、また妊娠後期に入って感染した場合、半数以上が帝王切開になっているということです。
また、胎児への影響については、妊婦から胎児への感染はまれであると言われているようですが、やはりまだわからないことだらけの感染症。
胎児への感染がゼロとは言い切れませんし、生まれてきた後に感染することも十分考えられます。
出産の際も、病院によって立ち合いや面会が禁止されていたり、マスクをしながらの出産など、通常とは違う状況になっているようです。
やはり妊娠中は、普段よりもより感染しないように心がけることが重要になってきそうです。
ワクチンについて
2021年に入り、コロナのワクチンが徐々に医療関係者から受けられるようになり、6月頃には一般の人も大規模接種などで打てるようになりました。
妊活中、妊娠中などのワクチン接種は問題ないのでしょうか?
結論として、現在の見解では 「妊娠中・授乳中・妊活中のいずれの時期であっても接種して問題ない 」ということになっています。
私は6月頃に接種の案内が届いたため、 不妊治療のため産婦人科に通っていた時期でしたが、病院の先生に受けてもいいかどうか確認しました。
先生の判断は、「念のため、ワクチンを打った後に妊活を再開した方がよい」というもの。
つまり、ワクチンを打つ間は妊活をお休みするというものでした。
その頃はまだワクチンについての情報が少なく、厚生労働省のホームページを確認しましたが、はっきりとした見解が述べられていない状況でした。
私の場合、ワクチンの予約がとれたのが8月上旬(1回目)と下旬(2回目)だったので、9月頃から妊活再開ということで2か月ほど治療をお休みしました。
妊活のお休みを決めた後、それまでははっきりと述べられていなかった妊娠中・授乳中や妊活中のワクチン接種について、厚生労働省の指針がはっきりと示されるようになったようです。
下記のサイトで確認できます。
現在は、妊娠中・授乳中・妊活中のいずれの時期であっても接種して問題ない。接種を推奨するという内容になっています。
ですが、ワクチン接種後の副反応が心配という方は、ワクチン接種中は妊活をお休みするという選択肢もありなのではと個人的に思います。
これまで前例がないコロナ禍、ワクチンと妊活・妊娠。
世界中で研究や薬の開発が進められ、新しい情報が刻一刻と書き換えられたり、追加されていったりしている状況です。
妊活中の方や出産を控えている方は特に、国・自治体や医療機関のホームページ、信頼できるお医者さんに最新の情報を確認するようにしたいものです。
下記に、専門家のメッセージや各自治体の相談先などもまとめられていますので参考にしてみてください。
厚生労働省HP 妊産婦や乳幼児に向けた新型コロナウイルス対応関連情報
妊活中・妊娠中にできること
コロナ禍の中でも妊活に取り組んでいる人はたくさんいるということ、一方で、妊娠中に感染した場合の重症化リスクが無いとはいえないこと、ワクチンの接種により、少しでも感染や重症化のリスクを防いだ方がよいということをお知らせしてきました。
コロナにならないためにも、今からできることは
- 早めにワクチンを接種すること
- 感染予防対策を普段以上にしっかりとすること
- ストレスなく過ごすこと
まずは、少しでも感染・重症化のリスクを減らすために、ワクチンを早めに接種すること。
感染予防対策を普段以上にしっかりとすること。
厚生労働省から、会社などの事業者に対しても妊婦への配慮をするように呼びかけがされており、
会社によっては、コロナ禍での妊婦の出社を禁止としている企業もあるようです。
そして、妊活中・妊娠中の心得とも言えますが、ストレスをためないように日々過ごすこと。
ストレスで免疫が下がってしまわないように、日ごろからリラックスしたりあまり心配ばかりしないように心がけたいですね。
今までにないコロナ禍。これから赤ちゃんが欲しいと思っている方や、すでに妊活に取り組んでいる方、妊娠中の方にとっては不安だらけな毎日かと思います。
信頼できる情報を集めながら、ひとつひとつ自分で判断していくことが求められる時代ということなのかもしれません。
今回の記事が皆様の参考になれば嬉しいです。






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